長らく攻城から遠ざかっていたのですが、ついに再開できました。今回は徳島城です。

徳島市は人口約26万人の徳島県の県庁所在地で、阿波踊りが全国的に有名です。廃藩置県の頃は日本10番目の大都市でした(いま10位なのはさいたま市:128万人)。ここ20年くらいでしょうか、徳島ラーメンも有名になってきました(私は各地のラーメンを食べましたが徳島が1番好きです)。

徳島県の前身である阿波藩は豊臣秀吉の股肱の臣である蜂須賀正勝の息子家政が阿波一国の領主として入封し、徳島城を築城して一宮城(続日本100名城に認定)から移って明治維新まで続きました。

徳島城はJR徳島駅のすぐ裏にあり、正に徳島市の中心です。復元された鷲ノ門から場内に入ります。
鷲ノ門

門をくぐってすぐ右手には立派な虎口が。さすが阿波25万石の中心です。
虎口

左に進むと初代藩主の家政公の銅像があります。元々は藩祖の正勝像だったそうですが、第二次世界大戦の際に供出されてしまったとの事。
家政像

そのまま城山に向かって北上すると登城口がある、、はずですが台風の影響もあり城内は荒れて順路もよくわかりません。大丈夫かな、、
割と急な石垣をせっせと登ると5分ほどで頂上の本丸跡です。突然視界が開けて草野球でもできそうなかなり広い広場が出てきました。ちょっとした達成感。
本丸広場

帰りの石段も枝葉で埋もれています。中央に手すりがあるのですが外にはありません。恐る恐る下をのぞいてみると意外と切り立った石垣で落ちたら怪我じゃ済まない感じ。高所恐怖症の私にとっては冷や汗ものの登城でした。上からは(怖くて)写真が撮れなかったので下から見上げた石段です。
石垣

帰りは鳴門市の三八に寄って帰宅。やはり城はロマンです。
徳島城スタンプ