先日2年ぶりに脊髄脊椎病学会に参加してきましたが、全然プレゼンについていけませんでした。気の利いたコメントしよう!と気合入れて聴いていたのですが。研究発表には本来最低12-3分は必要なところ、口演でも5-6分なのでそもそも無茶なんですよね。

せっかく「いい研究」をしても「伝わら」なければ意味がありません。では限られた時間内に「伝える」ためにははどうすればいいか。私は

 ① 内容を洗練する。
 ② 見せ方を工夫する。

しかないと思います。①は皆熱心に取り組むのですが、②は意外と軽視されているのではないでしょうか?だからこそ少しかじっただけで大きなメリットがある気がします。私はいくつか成書を参考にしていますが(ブログに活かされてないやん!というコメントはさておき)、今回はこちらを。

この本で学んだのは、デザインで一番重要なのは「ルールを知ること」だということです。和洋フォントの使い分け、色調の組合わせ、図の配置や行・列・文字の間隔の調整などに配慮するだけで大分かわります。これまであまり「見せ方」を気にしなかった方、研究の合間に少しかじってみるのはいかがでしょうか。