先日JBJSに投稿したことを記事にいたしましたが、投稿してから36日...

Consequently, I regret to inform you and your co-authors that the decision has been made not to accept your manuscript for publication...
Unfortunately, the number of quality submissions to JBJS far outnumbers the space available for publication. I hope the reviewers comments will be of help to you should you decide to submit your manuscript elsewhere.

という通知が返ってきました。査読者が3人ついて、なるほどごもっとも!というか、直しようがない指摘でノーチャンス。いずれも限界点としてわかっていて、それでも価値のある研究だと自負していたのですが涙。3人の査読者から指摘された問題点を簡単にまとめますと
 
 #1 診断ツールによる要因の誤分類
    アウトカムの誤分類
    未測定交絡
 #2 残余交絡
    診断ツールによる要因の誤分類
    未測定交絡
 #3 要因をあり/なしではなくカテゴリにすべき
    効果が小さすぎる(過去起点コホートならHR2.5はないと信用できない)

と、コメントを受けて改良できそうなところがないのは残念です。この研究に関しては、これ以上作りこめないということだろう!と前向きに捉えます。構成としてはよくできてるね、ネタとしては面白いね、と慰めてもくれましたし。丁寧に読んでいただいたことを感謝します。いずれJBJSに雪辱せねば。

さて、気を取り直して次の投稿先を探しましょう。「論文の書き方」の講義でも、先生から「rejectされたら自分のマーケティング戦略が間違っていたと思って、1週間以内に再投稿しましょう!」と教わりましたし。もっかいくらいOACやCORRに挑戦してもいいですよね。また参加同意書はじめ書類を作り直すのは憂うつですが...やはりディスるのは簡単、通すのは難しい...