先日紹介したITSのお手本論文の付録に載っていたITS質の評価基準を読んでみます(訳がショボかったら恐縮です)。こちらも先日記事にしましたが、研究の型毎に評価基準を決めよう!との流れがあり、既存の評価基準があるなら知っておかないと損だからです。パッと見EQUATORにはなさそうだなぁ。

内容は当たり前感がありますが、check listとしては有用でしょう!肝に銘じて研究しようと思います。ただインパクトモデルは考えなくていいのでしょうか?示しようがないから許してもらえるのかな。

*以下DONE=D、NOT CLEAR=NC、NOT DONE=NDとする

1. Intervention occurred independently of other changes over time
 D: 期間中、介入は他の変化から独立して起こっている
 NC: 情報がない
 ND: 介入は他の変化から独立していない
2. Intervention was unlikely to affect data collection
 D: 介入の前後でデータ収集法がかわらない
 NC: 情報がない
 ND: 介入の前後でデータ収集法がかわる
3. The primary outcome was assessed blindly or was measured objectively
 D: アウトカムは盲検化もしくは客観的に収集されている
 NC: 情報がない
 ND: アウトカムは盲検化もしくは客観的に収集されていない
4. The primary outcome was reliable or was measured objectively
 D: 2人以上の検者間で、アウトカムの一致率 ≥90% もしくは κ ≥0.8
 NC: 情報がない
 ND: アウトカムの一致率 <90% もしくは κ <0.8
5. The composition of the data set at each time point covered at least 80% of the total number of participants in the study
 D: データセットは研究対象の80%以上を含む
    NC: 情報がない
 ND: データセットは研究対象の80%未満しか含まない
6. The shape of the intervention effect was prespecified
 D: 介入のshapeが論理的に説明されている
 NC: 情報がない
 ND: 上記いずれも該当しない
7. A rationale for the number and spacing of data points was described
 D: 測定時点の数と幅の根拠が示されている
 NC: 情報がない
 ND: 上記いずれも該当しない
8. The study was analyzed appropriately using time series techniques
 D: ARIMAモデルを用いた もしくは時系列回帰を用い連続した相関が調整/検定されている
 NC: 情報がない
 ND: 上記いずれも該当しない