つい最近2023年になったと思ったら、もう2ヶ月が経過してしまいました。時が経つのは本当に早く、もう小春日和も感じる今日この頃。焦りばかり増えますが、腰据えてできることやっていかないと…

さて、本日学会調査として携わらせていただいていた記述研究である8号がMedicina(IF2.9)にacceptされました。学会で結果を公表してからはや2年超、無事公開できて本当に良かったです。臨床復帰してから4年の研究歴(共同PIも含め、自身がPI)は

 1号 JBJS→OAC→CORR→Spine J→Spine(15ヶ月)
 2号 Spine→Eur Spine J→GSJ→IAOEH→PLoS One(15ヶ月)
 3号 BJJ→Spine J→Spine→JNS-Spine→Eur Spine J→
JAH→BMJ Open(22ヶ月)
 4号 Eur Spine J→GSJ→SSRR(3ヶ月)
 5号 BJJ(8ヶ月)
 6号 BJJ→Spine J→Eur Spine J(5ヶ月)
 7号 J Urol→Eur Urol→BJU International→PCPD(7ヶ月)
 8号 CSS→Medicina(7ヶ月)
 9号 JNS-Spine→Spine→GSJ→NMC→Neurospine(8ヶ月)
 10号 J Urolに投稿準備中
 11号 Spineに投稿準備中
 12号  データ収集中(World Neurosurg予定)
 13号 データ収集中(Reumatology予定)
 14号 データ収集中(Spine予定)
 15号 プロトコル作成中(Cochrane予定)

で、9勝26敗です(勝率.257)。少しずつ目標の3割打者に近づいてはきました。ざっくりAcceptまで4誌、10ヶ月くらいかかっています。やっぱり結構かかるなぁ。

8号論文は学会員の皆さまを対象とした、被ばく防護の実態調査研究です。本邦でも2020年、2021年と被ばく防護に関する法改正が行われ、医療従事者の被ばく防護の注目が高まっています。そのような背景で、脊椎外科医の被ばく防護意識がどの程度か?の実態を記述したものです。こちらも9号と同じく比較研究ではないし、「単なる社内調査」みたいな印象もたれたら厳しいな、と苦戦を覚悟しました。しかし、Guest Editor先生からのお声がけもあり、smoothにAcceptまでいけました。グラントなしの研究なのでAPC自腹は重いですが、これも修行…次はこの一連の学会調査の集大成である11号を早く完成させなければ。これで投稿中が0になったので「常に2本は投稿中」に戻るため、10号の完成も急を要します。

また改めて記事にしますが、今年はついに科研費がとれたので(代表1、分担2)、現在進行中の15号以外に更に新たな研究が始まります。こんな私でもちょこちょこ講演の依頼をいただいたり、研究者として次にstageに向かっている感覚。年齢的にも、この2-3年で飛躍しないとなので、気合入れ直して頑張ります!最近また太ってDMが心配なので、健康管理も見直さなきゃ涙…